EV普及へ、欧州で400カ所整備
最近タクシーに乗るとたまに電気自動車(EV)だったりするのですが、乗り心地が良くて結構気に入っております。充電問題など色々あるかもしれないけれど、早く普及して欲しいなぁなんて思っていたところ、
ヨーロッパでは、EVに普及に本格的に取り組むようです。
独BMWや独ダイムラーなど欧米の自動車大手4社は3日、2020年までに欧州で400カ所の電気自動車(EV)向け超急速充電ステーションを設けると発表しました。
最大出力は350キロワットで、150キロメートルを走行できる量を5分間で充電できます。
高速道路など主な幹線道路沿いに設置し、長距離移動での不安を取り除き、EVの普及を促していきます。
共同出資会社「イオニティ」には独アウディなども含む独フォルクスワーゲン(VW)グループと米フォード・モーターが出資しています。
16年に方針を公表していた共同事業が動き出します。
高速道路のサービスエリア運営の独タンク&ラストやガソリンスタンドを運営するOMV(オーストリア)などと提携し、約120キロメートル間隔で設置します。
17年中にドイツやノルウェー、オーストリアに約20カ所を設置し、18年に100カ所以上に広げる予定。
EVの普及に向けては航続距離の短さや充電にかかる時間の長さが現状の課題です。
これに対し、自動車大手は、電池の性能向上と併せて急速充電インフラを整備することで、
EVの使い勝手を高めようと取り組んでいます。
EV車が当たり前の時代がもうそこまで来ていますね。
参考:日本経済新聞 電子版 2017/11