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100年目撃情報なし!?!?「幻の水生昆虫」の情報求む@滋賀

幻のホタルがいるってご存知ですか??

 

約100年前に滋賀県甲賀市水口町で初めて発見され、その後は県内で目撃情報がない水生昆虫「ババホタルトビケラ」を市みなくち子どもの森自然館(同市水口町北内貴)が探しています。

県レッドデータブック(2015年版)で絶滅危惧種に指定されており、学芸員の方は、情報提供を呼び掛けています。

 

ババホタルトビケラは閉じた羽の後方が三角形で胸部の背面にオレンジ色の斑紋があるそうです。ホタルトビケラと似ているが、前脚の付け根がオレンジ色のホタルトビケラと違い、ババホタルトビケラは全ての脚が黒色。体長も約1センチで、1.5~2センチのホタルトビケラより小さい。

近年は秋田、山形、新潟、茨城、山梨、福井、兵庫の各県の湧水地でしか生息が確認されていないそうです。

 県内では最初の発見以降は一度も記録がなく、同自然館が約20年前から探し続けている。5年ぶりの市のレッドリスト改訂をきっかけに11月1日から市民にも情報提供を募り始めました。15日現在有力情報は得られていないとのことです。

ババホタルトビケラの幼虫は湧き水のある水路に生息し、成虫は11月~12月初旬ごろに水路周辺で飛び回ります。他の生息地を分析した結果、一年中枯れることなく湧き水がある水路や小川が多い地域が生息適地ということです。情報提供は同自然館へ。

 

100年目撃情報がないなんて、少し探してみたくなりますね。

 

参考:毎日新聞 2017年11月20日