無差別に銃乱射か、エジプトテロ数十人、四駆で襲撃。

【カイロ＝共同】少なくとも２３５人が犠牲となったエジプト北部のモスク（礼拝所）への武装集団による襲撃テロ。逃げ惑う人に対しても無差別に銃口は向けられたといい、静かな祈りの場は凄惨なテロの現場と化した。
　地元メディアが伝えた現場の映像や写真では、モスクの中で多数の被害者の遺体が横たえられ、布を掛けられていた。死者を前にうなだれる人や、重傷者を車に乗せて運ぶ人々の姿も。救急車が何度も行き交った。
　現場には多くの市民が不安そうな様子で詰め掛け、騒然としていた。治安関係者は地元テレビに「モスクでこれほど多くの市民が被害に遭ったテロは（シナイ半島で）初めてではないか」と語った。
　現地からの目撃情報などによると、犯行グループは少なくとも数十人。４台の四輪駆動車で乗り込んでモスクを取り囲み、爆発物を爆発させた上、逃げ惑う人々に向けて無差別に銃を乱射したもようだ。
　「ここで起きたのは平和を願う市民の虐殺だ」。友人らと共にテロ現場に駆け付けた男子学生が憤った。英メディアによると、近隣住民は負傷者救助のため、薬や医療器具を求めて周辺の薬局などを手当たり次第探し回ったという。
　犯行グループはモスク周辺の道路に駐車中の車両に火を放ち、治安部隊などの接近を妨害したとみられるほか、現場に向かおうとした救急車両に発砲したとの情報もある。
　別の男性は「布でくるまれた少なくとも２０人の遺体を見た」と惨状を語った。

☆悲惨な事件ですね、無差別攻撃とはなんと非常なことでしょうか。

テロでも目的が明確でないものほど猟奇的で非情であることが多いと思います。

世界平和のために日本でできることはどんなことがあるのでしょうか。国民1人1人の力いや、私たちの力で人助けをすることはできるのでしょうか。

あなたは日本で同じような無差別テロがあっても同じ感想や感情なのでしょうか。

出典：2017/11/25 日本経済新聞