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三菱マテ系、改ざん把握後も不正疑いの製品出荷

三菱マテリアル子会社が検査データを改ざんしていた問題で、3子会社のひとつ、三菱電線工業が改ざん把握後も不正の疑いがある製品の出荷を続けていたことが24日、明らかになったようです。
同日、記者会見した三菱マテリアルの竹内章社長は「コンプライアンス法令順守)の欠如があった。ご迷惑おかけしたことをおわびする」と謝罪しました。
 不正があったのは三菱電線のほか、三菱伸銅三菱アルミニウム寸法などのデータを変えて、顧客と契約した品質基準を満たしていない製品を納入していたようです。
顧客との信頼関係を破るようなことは絶対許すべきではありませんね。
 このうち油や水漏れなどを防ぐシール材を生産する三菱電線の箕島製作所(和歌山県有田市)で、2017年2月に不正があることがわかったようです。三菱電線の村田博昭社長らも把握していたが、一部のシール材については契約通り製造されているか十分な確認をしないまま出荷を続けていたとのこと。
 出荷を止めたのは10月23日。村田社長は「(仕様違いなど)10万点のうち1万点に上る不適合品の分析に時間がかかった」と釈明したそうです。
どんなに時間がかかったとしても不良品を世に出すということは長期的に自社の売り上げを下げるのと同じ、適切な工程や進捗率で点検すべきです。
 親会社である三菱マテの取締役会で、一連の不正について報告がされたのは10月30日になってからのことだった。この経緯について、竹内社長は24日の記者会見で「神戸製鋼所の問題がありましたので」と語り、今回の公表の背景に神鋼不正が影響していることを示唆したようです。
 みずからの進退を問われた竹内社長は「原因究明、早期に問題を解決するのが私の責務」と述べるにとどまったようです。

出典:2017/11/25 日本経済新聞