中東のサウジアラビアの動向

中東のサウジアラビア

今月初め、前国家警備相を含む２００人以上の閣僚や王族らが多額の汚職の容疑で身柄を拘束されたと伝わったとのことです。

実権を握る３０代の皇太子には王族がため込んだ財産を取り上げて、国造りに使おうとの意図があると報じられました。

米紙によると、当局が没収を目指すのは総額で９０兆円にも上るらしい。王族らは調べの中で暴行を受け、自殺を図った人もいるという。

凄惨だ。石油に頼らない経済を目指すために、こんな強い手法が必要なのだろうか。疑問の声も出てこよう。地域の盟主として周辺の国へも大きな力を及ぼしているだけに目が離せない。

政敵を除いて、権力を固めようとの意図はとある国と似ているようです。
没収が90兆とはけた外れです。

出典：2017/11/25 日本経済新聞