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中朝関係―「血で結ばれた同盟」

中国と北朝鮮は1950年に始まった朝鮮戦争をともに戦って以来、「血で結ばれた同盟(血盟)」という関係を続けてきたそうです。
61年には中朝友好協力相互援助条約という有事の際に支援する事実上の軍事条約も締結。冷戦構造の中で社会主義陣営の結束を示すために両国関係が誇示されてきたのです。

中国が92年に韓国と国交を結ぶと関係は冷え込み、「普通の国と国の関係」になったと表現された。韓国が経済成長とともに中国との関係を深める一方、発展が遅れた北朝鮮は中国からの支援への依存が強まった北朝鮮は核開発に向かい、2006年には最初の核実験を実施。非核化を求める中国との溝が一段と深まったのです。
北朝鮮ドラえもんでいうと「依存するジャイアン」こんなタチの悪ものはありません笑

12年に習近平(シー・ジンピン)、金正恩(キム・ジョンウン)両氏がそれぞれ最高指導者に就くと、関係悪化に拍車がかかった。習氏は北朝鮮よりも先に韓国を訪問。北朝鮮は中国の再三の要求を無視し核・ミサイル開発を続けた。緩衝地として北朝鮮の存続を望む中国と、支援を求める北朝鮮は決定的な対立を避けているが、中国ではより強硬な対北朝鮮政策を求める声が増えている。
北朝鮮は、エネルギー源である原油を中国にいぞんしているため中国との関係は大切です。ロシアからも資源を購入可能なようですが、中国との取引が優位。北朝鮮は核開発を止め素直に国際取引の一部となるのでしょうか。
北朝鮮が他国と協力する意思を持ち、他国の利点を取り込みつつ自国の1つの意見に忠実に進むパワーを使えば、相当の力を発揮するのではないでしょうか。その可能性を追い求めて欲しいです。

出典:2017/11/25 日本経済新聞