latest-news’s diary

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米誌タイム身売り、デジタル化対応に遅れ

米出版大手タイムは26日、発行済み全株式を米メディア大手のメレディスに売却すると発表したそうです。
売却総額は28億ドル(約3100億円)。
タイムは雑誌「タイム」や「フォーチュン」など多くの著名雑誌を発行するが、デジタル化への対応が思うように進まず身売りを余儀なくされたそうです。
 複数の投資会社などが保有するタイムの全株式を、メレディスが15日終値より46%高い1株当たり18・5ドルで取得するそうです。

この終値(株価の時価)より大きい46%部分が基本的には「のれん」といわれて、その企業を支配することで手に入れることができるプレミアムということです(>∀ <o)/
ここから計算すると売却価格3,100億円は1.46倍の値段なのでそのうちのプレミアム部分は約980億円ですね!
980億円高くてもタイムを取得することでメリットがあると考えています。

さらにメレディスはタイムが抱える負債も引き取っているそうです。買収は2018年1~3月期に完了予定だそうです。

 タイムは1922年に創業し、世界で約60の雑誌を出版する。米メディア大手のタイムワーナーから14年に分離。販売、広告とも収入が落ち込んでいるようです。

 メレディスのスティーブン・レイシー会長兼最高経営責任者CEO)は声明で、タイムの買収により「テレビから出版、モバイルにまたがる約2億人の米国の消費者を抱えるメディア企業になる」と述べた。メレディスは地方のテレビ放送や雑誌を手掛ける。16年時点のタイムとメレディスの売上高は合計で約48億ドルになるということです。
つまりタイムの利用者の数に980億円以上の価値があると踏んでの取得なのでしょう。