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弥生集落から中国・遼東の腕輪

またも歴史を解き明かすカギの発見となりそうです。

 

長崎県壱岐市の弥生集落遺跡、原(はる)の辻遺跡(国特別史跡)で10年前に出土した青銅製品が中国・遼東地域の腕輪の一部であることが、同県埋蔵文化財センターの調べでわかりました。同地域の腕輪は国内初の確認例で、弥生時代の日中交流を解き明かす新資料となります。

 

腕輪は銅釧(くしろ)と呼ばれるもので、中国の史書「魏志倭人伝」に登場する一支(いき)国の首都とされる原の辻遺跡で2007年に出土しました。

 

腕輪の残存部分は長さ4・1センチ、幅1・1~1・2センチ、厚さ2・5ミリ。鋳造でできており、外側にはくぼんだ線が4本あります。中国の出土例から弥生時代後期前半(紀元1世紀ごろ)に流入した可能性があるといいます。中国では後漢代初頭ごろにあたります。

 

歴史が解明されていくのは、ワクワクしますね。

 

参考:朝日新聞デジタル 2017年11月29日