メルカリ、ライブ動画で販売

メルカル

①動画OK

②企業の参戦OK

でも個人のフリマのためにあるため、個人に不利になる企業はダメ、10％手数料はとるよーという話

　フリーマーケットアプリ大手のメルカリ（東京・港）は企業向けのサービスを始める。ネスレ日本など食料品やファッション関連の１１社と組み、動画を使って商品を紹介・販売するサービスの試験を１２月に始める。これまで個人向け限定だったサービスを企業にも提供することで、電子商取引（ＥＣ）で先行する楽天やヤフーを追う。
　フリマアプリ内でライブ動画を配信し商品を販売できる機能「メルカリチャンネル」を１２月１日から企業も利用できるようにする。メルカリが法人向けのサービスを提供するのは今回が初めて。
　メルカリチャンネルでは、あらかじめ撮影して編集した動画ではなく、ライブ中継で売りたい商品をアピールできる。食べ物の生産者が出演し、無農薬といったこだわりを打ち出すなど、企業は様々な手法で買い手に魅力を伝えられる。販売先は国内に限定する。
　メルカリは企業の売り上げの１０％を手数料として受け取る。参加企業はメルカリによる事前の審査を受ける必要がある。医薬品などを販売するためには、販売免許などを得ていることを示す書類をメルカリに提出する。
　引き続き、メルカリのフリマへの出品は個人に限る。企業にサービスを開放することで個人の出品が減るなど、既存顧客にとっての不利益が生まれない企業の参加方法を模索する。



出典：2017/11/30 日本経済新聞