2017-11-30 「マレーシア、外資で成長」ナジブ首相講演。 マレーシア・海外の投資受け入れ→高所得だ!・日本騎乗は次世代の産業革命に必要不可欠!協働がかかせないぜ! 日本経済新聞社は30日、マレーシア投資開発庁(MIDA)と共催の「マレーシア日経ビジネスフォーラム」をクアラルンプールで開いた。基調講演したナジブ首相は「開かれた経済を維持し、海外からの投資を受け入れることは、マレーシアの高所得国入りの目標にもかなう」と強調。日本企業など外資の投資や技術協力をテコに、経済成長を目指す考えを示した。 ナジブ氏は日本からのFDI(海外直接投資)残高が約160億ドル(約1兆8千億円)と、シンガポールに次いで2番目に大きいと指摘。特に「日本企業はマレーシアの次世代の産業革新に貢献している」と述べ、生産性の向上や自動化の推進に日本企業との協働が欠かせないとの認識を示した。 「投資環境の整備に何ができるか今後も検討を続ける」と話し、今後も外資の受け入れを積極的に進める方針を明らかにした。 ナジブ氏は東南アジア諸国連合(ASEAN)など16カ国が交渉中の東アジア地域包括的経済連携(RCEP)について「妥結すれば投資家は22兆5千億ドルの域内総生産(GDP)、35億人を超える市場と関係を持つことができる」と早期合意の意義を訴えた。出典:2017/11/30 日本経済新聞