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米経済、緩やかに拡大

アメリカの物価が緩やかに上昇しているそうです。
雇用も緩やかに上昇中で、賃金の引き上げをする企業もあるようです!
アメリカの労働市場はいい感じなようですね。

 米連邦準備理事会(FRBが29日発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、10月から11月中旬にかけて米経済は「緩やかに拡大した」との総括判断を維持する一方、「物価上昇圧力は高まった」と指摘した。
 同報告は、12月12~13日に開く次回米連邦公開市場委員会FOMC)の討論資料になる。物価は伸び悩んでいるが、底堅い景気拡大が続き労働市場も堅調なことから、次回会合では今年3回目の利上げに踏み切るとの見方が大勢を占める。
 報告によると、前回同様、全12地区で「緩やかな経済活動の拡大」が続き、「見通しは若干上向いている」という。
 低迷が懸念されている物価について「上昇圧力は前回報告以降高まった」と指摘し、表現を引き上げた。ハリケーンの余波で大半の地区で建設資材が値上がりし、一部で輸送や製造業のコストも上昇。仕入れ価格の上昇分の販売価格への転嫁も起きており、大半の地区が「販売価格の緩やかな上昇」を報告した。
 雇用の緩やかな拡大は続いた。労働市場は幅広く逼迫し、大半の地区の企業が「技能を持った労働者の確保が困難」と報告した。それにもかかわらず賃金上昇は依然穏やかだったが、人員の採用・維持のため賃上げに踏み切る企業もあった。
 個人消費はおおむね横ばいで、年末商戦の見通しは全般に明るかった。製造業は好調で全地区が拡大を報告した。
 



出典:2017/11/30 日本経済新聞