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書籍の年間ベストセラー 「九十歳。何がめでたい」が1位

この1年間の書籍のベストセラーが発表され、作家の佐藤愛子さんが老いについてユーモラスにつづったエッセー集「九十歳。何がめでたい」が1位になったほか、特徴的な児童書や学習参考書が異例のランク入りを果たしました。

出版物の取り次ぎをしている日販=日本出版販売は、先月25日までの1年間に販売された本の部数をまとめました。

それによりますと、1位は、先月、94歳になった作家の佐藤愛子さんが老いについてユーモラスにつづったエッセー集「九十歳。何がめでたい」で、去年の発売からこれまでに105万部を超えるミリオンセラーになっています。年をとることが必ずしもめでたいことではないことを、歯にきぬ着せぬ物言いで痛快に表現した内容が話題となり、50代から70代の女性を中心に多く読まれているということです。

2位は、カバの肌が弱いことやパンダの好物のササにはほとんど栄養がないことなど、生き物の「残念」にも思える特徴にスポットを当てて生態を紹介した児童書「ざんねんないきもの事典」で、続編も8位にランクインしています。

3位は、ことし直木賞本屋大賞をダブル受賞した恩田陸さんの小説「蜜蜂と遠雷」でした。

このほか、4位はすべての例文に「うんこ」の文字が入っている学習参考書「うんこ漢字ドリル」、5位は村上春樹さんの4年ぶりの長編小説「騎士団長殺し」となっています。

日販は、「『ハリー・ポッター』シリーズ以外の児童書がランク入りすることはほとんどなく、学習参考書が上位に入ることも異例だ。文芸作品は数こそ多くなかったが、人気作家の話題作が着実に売れていると言える」と分析しています。

ベストセラーにランクインした書籍はどれも手に取って、読んでみたいですね。

【参考】NHK news web 2017.12.1