【両陛下】眞子さまの案内で植物画の展示会を鑑賞
1日の皇室会議で再来年4月30日の退位が固まった天皇陛下は2日、皇后さまとともに東京都内の展示施設を訪れ、秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまの案内で植物画の展示会を鑑賞されました。
天皇皇后両陛下は午前10時前、皇居の半蔵門を出発し、車の中からいつもどおりのにこやかな笑顔で集まった人たちに手を振って応えられました。
東京・千代田区のインターメディアテクは東京大学の博物館などが運営する展示施設で、お孫さまの秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまが研究員として勤務されています。
ことし9月に始まったイギリスのキュー王立植物園が所蔵する植物画の展示会では、眞子さまが展示の設営のほか図録の解説の執筆なども担当し、2日は眞子さまがみずから両陛下の案内役を務められました。
植物画は図鑑や論文に掲載するため、細部にわたって忠実に描かれたもので、眞子さまは「色彩と立体感では、標本よりも植物画のほうが優れていると言われています」などと説明されました。
両陛下は、笑顔で眞子さまの説明に聞き入り、天皇陛下は「画家は、植物のことをよく知っていたんですね」などと話されていました。両陛下はこのあと館長の案内で、眞子さまが仕事で使われている机などもご覧になったということです。
天皇陛下は、2日午前10時前、退位の日程が固まったあと初めて、皇后さまと皇居の外に出られました。皇居の半蔵門の前では、近くに住む人や通りかかった人などおよそ20人が待ち受け、両陛下は、車の窓を開けて笑顔で手を振って応じられていました。
近くに住む69歳の男性は「きのうのことを受けて、何かほっとされたようなにこやかな表情をされていたと思います。激務を続けられているので、退位の日程が固まってよかったです」と話していました。
ジョギング中に通りかかった37歳の男性は「両陛下のお元気そうな姿を見ることができてよかったです。ご高齢ですし、退位されるのはしかたないと思います」と話していました。
近くに住む69歳の男性は「きのうのことを受けて、何かほっとされたようなにこやかな表情をされていたと思います。激務を続けられているので、退位の日程が固まってよかったです」と話していました。
ジョギング中に通りかかった37歳の男性は「両陛下のお元気そうな姿を見ることができてよかったです。ご高齢ですし、退位されるのはしかたないと思います」と話していました。
両陛下にはこれからずっと元気でい続けて欲しいですね。
【参考】NHK news web 2017.12.2