latest-news’s diary

話題・最新のニュースや、気になるトピックについて取り上げていきます\( ˆoˆ )/♪♪

閑古鳥の住宅展示場☆

【土日祝祭日でも閑散としている住宅展示場】

 

長く「夢のマイホーム」実現のための場所として認知されてきたものだが、近年はとにかく人の姿を見かけない。

 


理由は大きく2つあると考えられる。

 1つ目は新築住宅需要の縮小だ。住宅需要の目安となる新設住宅着工は、ピーク時に160万~170万戸の高水準で推移したが、2016年には約97万戸にまで縮減している。
 ただし、これには集合住宅や賃貸住宅が含まれ、実際には住宅展示場がメインターゲットとする「持家」(注文住宅)の動向を見たほうがいいだろう。その持家は、全体よりも減少の度合いが大きい。1996年に新設着工は60万戸を超えていたが、2016年には半減以下の同29万戸強となっている。つまり、それだけ住宅展示場へのニーズが減っている。

もう1つの理由として、情報取得のあり方が大きく変わったことがあげられる。以前は「家を建てよう」と決意した場合、「まずは住宅展示場のモデルハウスを巡ってみよう」と考える人たちがほとんどだった。
 現在はホームページをはじめとするインターネット経由による情報入手を第一に重視する消費者が増えている。お気に入りの住宅事業者や建物のデザインなど、ある程度の情報を仕入れ、絞り込んでいるわけだ。

このため、住宅展示場を訪れる際も限られたモデルハウスしか見学しなくなっている。結果的に来場頻度が減り、展示場全体としても盛り上がらないというわけだ。このほか、リフォームや中古住宅の取得など、住宅需要の大枠が変わりつつあることも要因といえる。

 

■「敷居の高さ」も原因に

住宅展示場を訪れたことがある方なら、そこで感じるのは、「敷居の高さ」に違いない。「住宅展示場に行くと、営業担当者からしつこく迫られそうで気が重くなる」などという消費者の声もよく耳にする。

この敷居の高さを改善することが、住宅展示場の活性化にとって何より必要だ。ちなみに、モデルハウスにいるスタッフなどの関係者に聞くと、「住宅建築を予定されていない方の来場も大歓迎!」というから、気軽に訪れても大丈夫だ。


 たとえば、部屋の模様替えの参考にしたいなどという、インテリアに興味がある方は足を運んでみるといいだろう。モデルハウスはその事例の宝庫だから、そんな人にはきっと訪れてみる価値があるはずだ。

 

参考URL

閑古鳥の住宅展示場で一体何が起きているか (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース