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【大阪】南海電鉄の旧駅舎保存で引き家作業始まる

110年前に建てられ、線路の高架事業に伴って去年閉鎖された大阪・堺市南海電鉄の旧駅舎が保存されることになり、解体はせずに別の場所へ一時的に移す作業が28日から始まりました。

保存されるのは大阪・堺市西区にある南海電鉄浜寺公園駅の旧駅舎です。
木造平屋建てで、東京駅などを手がけた建築家の辰野金吾の事務所が設計して110年前の明治40年に建てられ、国の登録有形文化財にもなっています。

線路の高架事業に伴って去年1月に閉鎖されましたが、保存を求める地元の住民の声などを受けて新しい駅舎の一部として活用されることになり、解体はしないで、高架事業の工事が終わるまで30メートルほど離れた場所に移動させる作業が28日から始まりました。

作業は、重さおよそ130トンの建物をジャッキで70センチほど持ち上げ、レールに載せて動かす、引き家と呼ばれる方法で行われ、住民たちも見守る中、1時間に1メートルほどのゆっくりとした速さで移動していました。

保存活動にあたってきたNPO法人の平山芳弘理事長は「うれしく思います。これからも街の人を見守ってほしいし、子どもたちが大人になったころにさらに光り輝いてほしい」と話していました。

作業は来月18日まで3回に分けて行われます。

これからも語り継がれていく駅舎になったら良いですね。

【参考】NHK news web 2017.11.28