サッポロも4月から業務用ビール類など値上げ、大手4社が揃う
[東京 29日 ロイター] - サッポロビール(東京都渋谷区)は29日、業務用を中心に販売しているビール類(ビール、発泡酒、新ジャンル)などについて、2018年4月1日出荷分から値上げすると発表した。値上げは、2008年以来10年ぶり。物流環境が厳しくなっていることや、今年6月に施行された安売り規制に対応する。
値上げの対象となるのは、ビール類の瓶・樽、リキュールや果実酒の樽。缶は値上げしない。値上げ幅は公表していないが、ビール大瓶の店頭価格で10%程度を想定している。値上げ対象となるビール類は、同社の販売数量の30%強にあたるという。
すでに、アサヒビール、サントリービール、キリンビールは値上げを発表しており、大手4社が揃うことになる。
(清水律子)
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BLOGOS 17.11.29