富士フイルム、子会社の不適切会計

出典2017/11/27 

　東京証券取引所は不適切会計を引き起こした富士フイルムホールディングスに対し、改善報告書の提出を求めることを決めたそうです。

富士フイルムは傘下の富士ゼロックスで海外販売子会社が売上高を過大に計上した問題が発覚。過年度の決算を訂正し、有価証券報告書の提出が遅れた。

投資家への情報開示を通じ、内部管理体制の改善を促すとのことです。
　東証は月内にも、報告書提出の改善措置を公表する。不適切会計を招いた経緯や再発防止策を盛り込んだ報告書の年内の提出を求める。半年後に改善措置の実施状況をまとめた報告書を提出することも別途義務づける。
　富士フイルムは４月に子会社の富士ゼロックスで不適切な会計処理があったと公表。ニュージーランドとオーストラリア拠点で売上高の水増しを繰り返していた。７月末に過年度決算を訂正し、２０１６年３月期までの６年間の純利益が従来公表していた数値から計約２８０億円減った。
　東証は投資家の判断に悪影響を及ぼしたとみて、詳しい経緯の説明を求める。

海外拠点を利用しての不正問題のようですね。早急に説明責任を果たして欲しいです。