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高速道に財政融資1.5兆円、来年度、財務・国交省が調整。

財務省国土交通省は2018年度政府予算案で、国が低金利で調達した資金を高速道路の建設に活用する調整を始めたそうです。


高速道路の借金を管理する独立行政法人
1兆5千億円規模を年1%ほどの金利で40年間貸し付け、大都市の環状道路の整備を加速するとのことです。
超低金利の環境をインフラ整備に生かす狙いだが、多額の財政資金投入により事業の効果や採算の見極めが甘くなる恐があるようです。
とくに国家の建築関係の予算や工事期間は甘めな特徴があるだけに納得ですね。

 
 同機構は旧道路公団の債務を管理しており17年3月末の債務残高は27兆8704億円。機構が国から長期かつ低利固定で資金を借り入れれば債務の利払い費を抑えられるため、高速道路会社の負担も軽くなるといいます。
 東日本高速道路(NEXCO東日本)と中日本高速道路NEXCO中日本)は財政融資を活用して計画中の首都圏や中京圏の高速道路の建設を加速する見通し。物流の中核となる大都市圏の高速道路網の整備に重点的に事業費を振り向ける。
 財投からの借り入れ膨張とムダな道路建設への反省から00年代初めに道路公団民営化など一連の独立行政法人の見直しが進んだ経緯があり、再び多額の財投資金を投入するのは改革に逆行するとの批判も出そうとの意見があります。

建築業は建材・工事進捗と相互に遅れがあった場合に大きく計画がずれる特徴があり、現場判断が多い特徴がありますね。




出典:2017/11/29 日本経済新聞