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カナダ、TPP11署名を、マンリー元副首相に聞く。

カナダのジョン・マンリー元副首相は都内で日本経済新聞の取材に応じたようです。

カナダは環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の土壇場で11カ国による「TPP11」の大筋合意に難色を示し、今後の対応が注目されている。マンリー氏は「(TPPからの)離脱は誤り」と述べ、署名をカナダ政府に強く働きかけていることを明らかにしたようです。

【どんな人物?】
 マンリー氏は外相や財務相などを歴任し、現在はカナダ企業の最高経営責任者(CEO)らでつくるカナダビジネス協議会の会長を務める方です。


 マンリー氏はTPP11でのカナダ政府の姿勢について「欧州連合(EU)との協定、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉があり、準備が十分ではなかった」としたようです。
 重ねて「日本への市場アクセスが改善し、国際的な繁栄に大きな貢献を果たしてきた多国間の貿易のしくみの重要性を強調するものだ」と意義を強調。「カナダが2018年中にTPPに署名するのは理にかなっている」と話した。
 NAFTA再交渉に関しては「(古い規定を直す)現代化の交渉はうまく進んでいる」としつつ、関税ゼロの条件となる原産地規則の見直しで米製品の購入増を求める米政府の対応を「カナダの政府も経済界も受け入れられないと批判した。保護主義的な政策は米国の得にならないという常識が(米国内で)浸透するのを期待している」と語ったようです。


果たしてどのような集結を迎えるのでしょうか。わかりませんね。


出典: 2017/11/25 日本経済新聞編集委員 瀬能繁)