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【新元号】めぐり カレンダー業者やきもき

1日開かれた皇室会議で再来年の2019年4月30日に天皇陛下が退位され、翌日、皇太子さまが即位されることが固まりました。これに伴って元号も改められることから、すでに再来年用のカレンダーの準備を始めている大阪のカレンダー製造会社では新しい元号がどうなるのかなど今後の対応に気をもんでいます。

大阪・東成区にあるカレンダー出版大手の「新日本カレンダー」では年間3000万冊のカレンダーを製造・販売していて、再来年用のカレンダーの印刷は遅くとも来年1月末までに始める必要があるということです。

天皇陛下が退位される日程は固まりましたが、新しい元号が決まるのはまだ先になることから、会社では再来年のカレンダーでは西暦だけを記載する予定だということです。

また、天皇誕生日の祝日にあたる12月23日がどうなるのかや、退位や即位の日が祝日になるかどうかなど、まだわからないことも多く、会社では今後の対応に気をもんでいます。

新日本カレンダーの宮崎安弘社長は「これまでの祝日を赤色で印刷するのか黒色になるのかが決まらないと作業ができません。業界としても製造がストップしている状況なので、しっかり早く決めていただいて間違いないカレンダーを作っていきたいです」と話していました。

日記や手帳の出版社は

都内の日記や手帳を扱う出版社では、新たな元号を早く公表してほしいという声が聞かれました。

東京・荒川区にある出版社「博文館新社」は、日記や手帳など240種類余りの商品を扱っていて、再来年(2019年)用の商品の印刷を来年春ごろには始める必要があるということです。
ほとんどの商品に元号や祝日を記載していることから、新しい元号がどうなるのかや、12月23日の天皇誕生日が引き続き祝日になるのかどうかが早く決まらないと、印刷が間に合わないのではと心配しています。

顧客からは「元号はどうなるのか」「いつも5年日記を購入していたが、様子を見て1年日記を購入したほうがいいか」といった問い合わせも寄せられているということです。

編集や制作を担当する吉田延江さんは「元号が入っていないと困るというお客さまもいて、日本人として元号はとても大切なものだと認識しています。」と話していました。

1日も早く新しい元号が公表されると良いですね。

【参考】NHK news web 2017.12.1